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種族値が高いほど使われる?全体では相関0.83、OU上位100種の中では0.20だった(Smogon統計2026年9月)

使用率は、種族値合計(6つの能力の基礎値の合計)の高い順に並ぶのか。Smogon の2026年9月の使用率統計(OU)と PokéAPI の種族値合計を並べた非公式データで確かめると、統計に載った750種全体では順位相関(スピアマン)が0.83と強く並ぶが、使用率上位100種の中では0.20と、ほとんど並ばなかった。上位100種には種族値合計430の Clodsire(50位)がいる一方、670の Regigigas と Slaking は254位・265位にいる。全体の0.83は、進化先を持つ種(進化途中の種)を除くと0.50になる。使用率の違いの理由は、この集計では分からない。

結論

  • OU の使用率上位100種の中では、順位と種族値合計はほとんど並ばない(0.20)。 上位100種の種族値合計は430〜680、中央値535で、標準の姿1025種全体の中央値450よりかなり高い。レーティングの基準を変えると0.17〜0.27、8つの形式でも上位100種の相関は-0.04〜0.30で、どれも弱い。
  • 750種全体の0.83は、進化途中の種が下位に集まっていることの影響を受けている。 上位100種に進化先を持つ種は0で、101位以下に335種いる。それらを除いた415種の相関は0.50だった。
  • 数字の裏には、種族値合計が低いのに上位にいる種と、高いのに順位が低い・OU の統計に出ない種がいる。 前者は Clodsire(430、50位)など、後者は Regigigas・Slaking(670)など。OU の統計に出ない種の一部は、禁止リストにあたる Ubers の統計に載っている。

3つの数字は、見ている範囲が違う

同じ順位相関でも、0.83・0.50・0.20は見ている範囲が違う。

順位相関 見ている範囲 種数
0.83 OU の統計に載った750種すべて 750
0.50 750種から、進化先を持つ種(335種)を除いたもの 415
0.20 使用率上位100種 100

表1: OU(gen9ou-1695)の使用率順位と種族値合計の順位相関(範囲別。自分で集計)

この表から確認できるのは、0.83・0.50・0.20が別々の範囲の値だということだ。0.50と0.20は範囲が別なので、同じ条件を段階的に変えて下がった数字ではない。

全体では強く並ぶ。ただし進化途中の種が下位に集まっている

統計に載った750種すべてで順位相関を取ると0.83になり、上位100種だけのときと大きく違う。この違いには、進化途中の種の偏りが関わっていた。PokéAPI の進化元の記録から、進化先を持つ種(進化途中の種)を数えた。

範囲 種数 うち進化先を持つ種 進化先を持つ種を除いた種族値合計の平均 進化先を持つ種の平均
1〜100位 100 0 543.4 なし
101〜200位 100 3 516.5 (3種のみ)
201位以下 550 332 491.0 328.8

表2: 順位帯ごとの、進化先を持つ種の数と種族値合計の平均(自分で集計。進化先を持つ種は全部で335種)

この表から確認できるのは、進化先を持つ種が上位100種には0、201位以下に332種いて、201位以下ではその平均が328.8と低いことだ。

進化先を持つ種を除いて集計し直すと、相関は0.50になる(415種)。上位100種の平均543.4と、201位以下の平均491.0の差も約52に縮む。全体の0.83は、下位に集まる進化途中の種を含むことで強く出た面がある。進化途中の種の使用率が低い理由は、この集計では確かめていない。

上位100種に絞ると、ほとんど並ばない

OU(1695)の使用率の順位帯ごとに、種族値合計を集計した。

順位 種数 平均 中央値 最小 最大
1〜10位 10 581.0 580.0 490 660
11〜50位 40 549.0 550.0 430 680
51〜100位 50 531.4 529.0 440 600
101〜200位 100 515.1 518.5 250 600
201位以下 550 393.1 405.0 180 670

表3: OU の使用率順位帯ごとの種族値合計(Smogon 2026-09 の gen9ou-1695 と PokéAPI から自分で集計)

この表から確認できるのは、順位帯の平均が1〜10位から51〜100位まで581.0、549.0、531.4と下がり、各帯の最小〜最大は大きく重なることだ。

図鑑全体(標準の姿1025種)の平均は427.7、中央値は450だ。上位100種の平均は543.4、中央値は535で、中央値で比べると図鑑全体より85高い。500以上は81種、600以上は21種ある。

Smogon の2026年9月、gen9ou(レーティング1695)の使用率順位帯ごとの、種族値合計の最小〜最大と中央値。1〜10位は490〜660で中央値580、11〜50位は430〜680で550、51〜100位は440〜600で529、101〜200位は250〜600で518.5、201位以下は180〜670で405。中央値は順位が下がるほど低い。
(自作)単位: 種族値合計(6つの能力の基礎値の合計)。線は帯の中の最小〜最大、点は中央値。順位は Smogon の gen9ou-1695 の「Usage %」(重み付き)の順で、全750行のうち PokéAPI と対応づけた750行すべてを使った(Smogon・Pokémon Showdown は非公式の対戦記録で、実機の対戦全体ではない)。201位以下には、進化先を持つ種が多く含まれる(本文参照)。出典: Smogon 月次統計 2026-09(取得 2026-10-02)、PokéAPI(2026-09-30・10-01 取得)から自分で集計

上位100種の中だけで順位と種族値合計の順位相関(スピアマン)を取ると0.20で、弱い。上位50種の平均は555.4、51〜100位は531.4と、差は24ほどだ。上位10種だけで見ると-0.22になるが、10種では相関を読む意味が薄い。

計算の条件を変えても、弱いという結果は変わらなかった。順位を重みなしの件数(Raw)にすると0.17。レーティングの基準を変えた OU の統計(基準なし・1500・1825)の上位100種では、0.17、0.24、0.27だった。

ここから考えられるのは、OU の上位100種は「種族値合計がある程度高い種」から選ばれており、その中での並びは、種族値合計だけではあまり決まらない、ということだ。ただし、種族値合計が高いから上位に入るのか、上位に入るような種が結果として高い種族値合計を持つのかは、この集計では分からない。

数字の裏にいる種

種族値合計が低いのに上位にいる種

OU 上位100種のうち、種族値合計が最も低いのは Clodsire の430(50位、使用率3.19%)だ。種族値合計が475以下の12種は次のとおり。

順位 種(Smogon の表記) 使用率 種族値合計 最も使われている特性(その割合)
24 Alomomola 8.89% 470 Regenerator(99.96%)
49 Araquanid 3.28% 454 Water Bubble(99.94%)
50 Clodsire 3.19% 430 Unaware(83.80%)
53 Skarmory 3.04% 465 Sturdy(99.20%)
59 Torkoal 2.37% 470 Drought(99.83%)
61 Ribombee 2.36% 464 Shield Dust(99.67%)
64 Pelipper 2.22% 440 Drizzle(99.98%)
71 Lokix 1.63% 450 Tinted Lens(99.89%)
79 Maushold 1.07% 470 Technician(99.55%)
80 Klefki 1.01% 470 Prankster(100%)
93 Amoonguss 0.62% 464 Regenerator(99.94%)
95 Indeedee 0.60% 475 Psychic Surge(99.90%)

表4: OU 上位100種のうち、種族値合計が475以下の種(使用率は Smogon の gen9ou-1695、特性の割合は同じ月の moveset 統計。自分で集計)

この表から確認できるのは、475以下の12種が24位から95位に散らばっており、うち11種は最も使われている特性が99%以上を占めることだ。

編集部は、こうした種は技・特性・タイプで役割を持つから使われるのではないか、と予想していた。ただし、特性が1つに集中している割合は、低い種族値合計の種に特有ではなかった。上位100種のうち種族値合計500未満の19種で、最頻の特性が99%以上なのは14種(74%)、500以上の81種では58種(72%)で、ほぼ同じだ。特性が1つに集中していること自体は、この集計では種族値合計の低い種の特徴とは言えない。特性の効果や技・タイプについては、公式資料で確かめていないので、役割との関係は書かない。

種族値合計が高いのに順位が低い・統計に出ない種

OU の統計に出た種族値合計600以上の種(標準の姿ではなく、統計の行ごとの値)のうち、順位が101位以下なのは12行だった。最も種族値合計が高いのは Regigigas(670、254位、使用率0.02%)と Slaking(670、265位、0.02%)で、どちらも moveset 統計では特性が100%、Slow Start と Truant だった。PokéAPI でも、この2種が持つ特性はそれぞれ1つだけだ。ほかに、Salamence(119位)、Meloetta(124位)、Necrozma(130位)、Metagross(135位)、Jirachi(138位)、Diancie(162位)、Goodra(251位)などが600で並ぶ。使用率が低い理由は、特性の名前を挙げる以上のことは確かめていない。

「高いのに圏外」の見え方は、OU の禁止リストで説明がつく部分が大きい。PokéAPI の標準の姿で種族値合計600以上の種は60種(うち伝説・幻のフラグが付くのは48種)ある。そのうち30種は OU の統計に1行もなく、そのうち20種(Arceus、Archaludon、Baxcalibur、Dialga、Palkia、Koraidon など)は Ubers の統計に行がある。残り10種はこの2形式のどちらにもない(例: Miraidon は別形式の Anything Goes の統計に載っている)。OU の統計に行がないことと「使われていない」ことは別で、OU に出られない種が含まれる。

この30種・20種は種単位の数え方で、どの姿の行でも OU にあれば「OU にある」と数える(例: Landorus-Incarnate は OU に行が無いが Landorus-Therian の行があるので数えない)。姿単位では32種で、うち Ubers に行があるのは22種。

形式を変えても弱い

同じ集計を、2026年9月の別の形式にも当てはめた。階級が使用率で決まる UU・RU・NU、禁止リスト側の Ubers、ダブルの Doubles OU、VGC 系の gen9championsvgc2026regmc、タイプ制限の Monotype を選んだ。総戦闘・中央値・最小〜最大を含む詳細な表は付録に置いた。

形式 上位100種の平均 上位100種の相関 全行の相関(行数)
OU(gen9ou-1695) 543.4 0.20 0.83(750)
Ubers(gen9ubers-1760) 578.0 0.30 0.74(762)
UU(gen9uu-1760) 521.5 0.13 0.68(510)
RU(gen9ru-1760) 511.0 0.18 0.61(411)
NU(gen9nu-1760) 506.1 0.15 0.56(324)
Doubles OU(gen9doublesou-1695) 538.8 0.12 0.79(738)
VGC 系(gen9championsvgc2026regmc-1760) 549.5 0.21 0.39(341)
Monotype(gen9monotype-1760) 540.0 -0.04 0.64(577)

表5: 形式別の、使用率上位100種の種族値合計の平均と順位相関(自分で集計。相関はスピアマン)

この表から確認できるのは、上位100種の相関が8つの形式で-0.04〜0.30に収まり、全行の相関は0.39〜0.83と形式ごとに幅があることだ。

分かるのは次の3点だ。

  • 上位100種の相関は-0.04〜0.30で、どの形式でも弱い。100種での相関の差0.1〜0.2は、この集計だけで形式の違いと言えるほどの差ではないと考える。
  • 階級を下るほど、上位100種の平均は Ubers 578、OU 543、UU 522、RU 511、NU 506と下がる。階級の仕組みと整合する並びだが、階級が使用率で決まることと、種族値合計が低い種が下の階級に行くことは、どちらが先かをこの集計では分けられない。
  • 全行の相関は、統計の行数も形式ごとに違い(324〜762行)、下位に進化途中の種がどれだけ含まれるかも違うので、形式の間では比べない。VGC 系は341行と短く、101位以下の平均が513.6と、OU(411.9)より高い。

分かったことと、分からないこと

分かったこと(2026年9月の統計と現在の PokéAPI の値の範囲で)

  • OU の上位100種の中では、使用率の順位と種族値合計の順位相関は0.20で弱い。条件を変えても0.17〜0.27の間で動いた。
  • 750種全体では0.83と強く、進化途中の種を除いた415種では0.50になる。
  • 種族値合計が500未満の種が上位100種に19種いる。特性が1つに集中している割合は、500未満の19種で14種、500以上の81種で58種と、ほぼ同じだった。
  • 上位100種の相関は、8つの形式で-0.04〜0.30の間に入る。
  • 種族値合計600以上で OU の統計に1行もない種のうち、20種は Ubers の統計に載っている。

分からないこと

  • 使用率の違いの理由(技・特性・タイプ・役割・環境の流行)は、ここでは測っていない。因果は語らない。Regigigas・Slaking・進化途中の種の使用率が低い理由も、確かめていない。
  • Ubers の上位100種には Ditto(288、17位)と Smeargle(250、45位)、UU には Smeargle(86位)、Doubles OU には Smeargle(43位)がいる。これらの種が使われる理由は、この集計では確かめていない。
  • 種族値合計が高いから上位に入るのか、上位の種が結果として高い種族値合計を持つのかは分けられない。階級が使用率で決まることとの先後も分けられない。
  • Smogon の統計は、Pokémon Showdown で遊ばれた対戦の記録で、実機の対戦全体ではない。2026年9月の1か月分だけを見ていて、他の月で同じ結果になるかは確かめていない。
  • 種族値合計は現在の PokéAPI の値で、過去の世代の値の変更は反映していない。名前の対応は、付録の個別対応を含め、種族値合計が同じ姿に限って確かめた。
  • 順位相関は、順位の並びの一致度を見る目安で、因果や説明力を示すものではない。上位100種の相関0.20は、100種という数に対して小さく、他の条件(統計の基準値など)で0.17〜0.27の間で動いた。
  • 階級の境界値は資料により違い(3.406%、4.52%)、2026年9月時点の値は確かめていない。

この記事は、世代ごとの種族値の推移を扱った記事(「ポケモンの種族値は世代ごとに上がったのか。全1025種を数えて分けてみた」)や、タイプの組み合わせを数えた記事とは別の問いで、使用率と種族値を同じ表に結合した点が違う。

予想はどうだったか

編集部は、予備確認の前に「使用率の上位と種族値合計には正の関係があるが、上位にはタイプ・特性・技で役割を持つ種族値合計が中位のポケモンも多く、関係は強くないのではないか」と予想していた(Smogon の値は上位15件の並びだけ見ていた)。

  • 「正の関係はあるが強くない」は、上位100種については支持された(相関0.20、中央値は図鑑全体より85高い)。
  • ただし、750種全体では相関0.83と強く、進化途中の種を除いても0.50ある。「強くない」と言えるのは、上位100種という範囲に限る。
  • 「役割を持つ中位の種が多い」のうち、種族値合計が500未満の19種があることは確かめたが、役割(特性・技・タイプ)との関係は、特性が1つに集中しているかという点しか確かめられず、種族値合計の高い種と差は出なかった。この部分は支持も不支持も言えない。

データの前提

この記事で扱うのは、2026年9月の統計と、現在の PokéAPI の値だけだ。「強いポケモンほど対戦で使われる」と言うとき、その強さを種族値合計で測る見方がある。ここではそれを編集部の検証対象として置いた。使ったのは、Pokémon Showdown の対戦記録から Smogon が公開している月次使用率統計(シングルの OU、レーティング1695以上の統計。総戦闘574,541)と、PokéAPI の種族値合計だ。Smogon・Pokémon Showdown はポケモンの公式・任天堂・ゲームフリーク等とは関係のない非公式のサービスで、実機の対戦全体の使用率ではない。また、使用率と種族値の因果は語らない(理由は階級の項で述べる)。公式の画像・イラストは使っていない(図1は自作のグラフ)。

「使用率」は何の割合か

Smogon の統計の「Usage %」は、重み付きの使用率だ。Smogon の公式スレッド(Gen 9 Smogon University Usage Statistics Discussion Thread、2022-12-01 の投稿)によると、重みはプレイヤーのレーティング(Glicko)から計算され、「Raw」は重みなしの件数、「Real」は実際に場に出た分だけを数えたものとされる。統計ファイル名の末尾の数字(1695、1760など)は、この重みを計算するときのレーティングの基準値にあたる。同スレッドでは、1630が標準の競技者、1760が上位層向けで、OU だけは1695と1825が使われると説明されている。この記事では、OU は1695、ほかの形式は1760の統計を使った(OU は1500・1825なども試した)。

統計ファイルの値でも確かめた。OU(1695)の全750行の Usage % を足すと599.99%で、約600%になる。1チーム6匹に対する割合と整合する。1位の Great Tusk の33.1%は、重み付きで、チームの約3分の1にいるという読み方になる。

階級と使用率の関係

Smogon の Tiering FAQ には、Smogon は使用率を階級の主な基準にしている、階級は3か月ごとに重み付きの使用率で再計算される、境界を下回った種は下の階級(OU→UU→RU→NU→PU)に落ちる、と書かれている。境界は「20戦のうち1回以上見かける確率が50%を超える」水準で、FAQ には3.406%とある(2022年の別スレッドには4.52%の記述もあり、2026年9月時点の値は確かめていない)。この FAQ は、Ubers を「OU の禁止リスト」とも説明している。OU の統計に出る範囲は、Ubers に分類された種を除いた種だ。

つまり、OU より下の階級(UU 以下)は、使用率で種の入る階級が決まる仕組みだ。使用率と種族値の関係を階級ごとに見ると、「使われるから階級が決まる」と「階級が決まったから使われる」が混ざる。この記事では、因果は語らず、並び方だけを見る。

種族値との突き合わせ方と、撤退条件の確認

種族値合計は PokéAPI の値(標準の姿1025種は2026-09-30、標準以外の姿326件は2026-10-01 に取得。ファン運営の非公式データ)から、HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さの基礎値を足した。Smogon の表記と PokéAPI の名前は、正規化(小文字化・空白をハイフンに)で大半が対応した。それで対応しない名前は個別に確かめて対応づけた(Ogerpon-Wellspring などのお面の姿、Indeedee、Keldeo、Maushold、Enamorus など)。対応づけた姿はいずれも、同じ種の別の姿と種族値合計が同じだった(例: Indeedee は雄雌とも475)。

結果、OU の統計750行のうち750行、上位100種の100種すべてに種族値合計を対応づけられた。当初の予備確認では100種中94種だったが、残りは上述の個別対応で解決した。対応づけの一覧は付録に載せた。

付録: 使用率上位20種、名前の対応、形式別の詳細

OU(gen9ou-1695)の使用率上位20種と種族値合計。

順位 種(Smogon の表記) 使用率 種族値合計
1 Great Tusk 33.15% 570
2 Kingambit 30.66% 550
3 Gholdengo 25.89% 550
4 Ogerpon-Wellspring 20.36% 550
5 Zamazenta 19.47% 660
6 Dragonite 18.24% 600
7 Iron Valiant 18.14% 590
8 Raging Bolt 17.70% 590
9 Kyurem 17.01% 660
10 Slowking-Galar 15.76% 490
11 Glimmora 15.11% 525
12 Cinderace 14.77% 530
13 Landorus-Therian 13.35% 600
14 Samurott-Hisui 13.15% 528
15 Hatterene 12.10% 510
16 Gliscor 11.55% 510
17 Iron Treads 10.84% 570
18 Dragapult 10.37% 600
19 Corviknight 10.22% 495
20 Rillaboom 9.69% 530

表6: OU 使用率上位20種(自分で集計)

名前の個別対応(Smogon の表記 → PokéAPI の名前)のうち OU 上位100種に関わるもの: Ogerpon-Wellspring → ogerpon-wellspring-mask、Ogerpon-Cornerstone → ogerpon-cornerstone-mask、Enamorus → enamorus-incarnate、Keldeo → keldeo-ordinary、Maushold → maushold-family-of-four、Indeedee → indeedee-male。Zamazenta は Smogon が別の行にしている Zamazenta-Crowned(700)ではなく、標準の姿(660)に対応づけた(統計の特性が Dauntless Shield なのは両方の姿で同じなので、特性では区別していない)。Arceus の姿違い(Arceus-Fairy など)は、種族値合計が同じ Arceus(720)に対応づけた。

形式別の詳細(総戦闘・中央値・最小〜最大を含む)。統計名 gen9championsvgc2026regmc の形式には「Salamence-Mega」のようなメガシンカの行が含まれ、その行はメガシンカ後の種族値合計で計算した。この形式の規則は確かめていない。

形式(統計ファイル) 総戦闘 上位100種の平均 中央値 最小〜最大 上位100種の相関 全行の相関(行数)
OU(gen9ou-1695) 574,541 543.4 535 430〜680 0.20 0.83(750)
Ubers(gen9ubers-1760) 67,302 578.0 570 250〜720 0.30 0.74(762)
UU(gen9uu-1760) 33,671 521.5 518.5 250〜600 0.13 0.68(510)
RU(gen9ru-1760) 20,763 511.0 507.5 288〜600 0.18 0.61(411)
NU(gen9nu-1760) 6,316 506.1 502.5 410〜600 0.15 0.56(324)
Doubles OU(gen9doublesou-1695) 196,031 538.8 550 250〜680 0.12 0.79(738)
VGC 系(gen9championsvgc2026regmc-1760) 1,631,943 549.5 530 380〜700 0.21 0.39(341)
Monotype(gen9monotype-1760) 63,572 540.0 545 380〜680 -0.04 0.64(577)

表7: 形式別の、使用率上位100種の種族値合計と順位相関(自分で集計。相関はスピアマン)

集計に使ったスクリプト: scripts/smogon_bst_join.py(結合と順位帯別の集計)、scripts/smogon_bst_extra.py(全行の相関・Ubers との突き合わせ)、scripts/smogon_bst_ability.py(特性・進化途中の種の集計)。

出典

  • Smogon 月次使用率統計 2026年9月(取得日 2026-10-02。非公式の公開データ。gen9ou-1695・gen9ubers-1760・gen9uu-1760・gen9ru-1760・gen9nu-1760・gen9doublesou-1695・gen9championsvgc2026regmc-1760・gen9monotype-1760・gen9ou-0・gen9ou-1500・gen9ou-1825 と、moveset/gen9ou-1695)
  • Smogon「Gen 9 Smogon University Usage Statistics Discussion Thread」(Marty の2022-12-01 の投稿。Usage %・Raw・Real の定義、レーティング基準値、階級の使用率の基準)
  • Smogon「Tiering FAQ」(階級が使用率で決まる仕組み、境界3.406%、Ubers の位置づけ。取得日 2026-10-02)
  • PokéAPI(pokemon-species・pokemon 全1025件は2026-09-30、標準以外の姿326件は2026-10-01 に取得。ファン運営の非公式データ)